「添加物」は体に悪い? 食品添加物の体への影響について

④ 心身を整える

 

フクロウ先生
フクロウ先生

今回は食品に使われている「添加物」について説明していくぞ!
内向型を活かすプロセスの「④心身を整える」パートのメソッドじゃ!

ナイコーくん
ナイコーくん

添加物は体に悪いってよく聞くよね。
無添加の商品も色々目にするけど、、
実際のところどうなんだろう?

今回は「心身を整える」ための食生活のトピックです。
SNSなんかで「添加物は体に悪い」ってよく聞きますよね。

添加物とはそもそも何か?
本当に体に悪いのか?摂取しても大丈夫なのか?
そんなところを見ていきたいと思います。

この記事でわかること

   添加物とは何か
   添加物は体に悪いのかどうか

(1) 前提:内向型を活かすため、心身を整える

このブログでは内向型を活かすための手順を上の図で整理しています。
今回は手順の「④心身を整える」の記事です。
生活習慣を整えるパートの記事になります。

「内向型を活かす」手順の詳細についてはこちらの記事で書いてあります♪

内向型を活かすまでの手順
ナイコーくん 人見知り・人と話すのが苦手、、、 なんて自分はダメ人間なんだ、、 この性格を直さないと社会で生きていけない、、 フクロウ先生 青年よ、待つのじゃ! ...

(2) 添加物とは何か

それでは本題に入りましょう!
そもそも「添加物」とは何なのでしょうか。

これはきちんと法律で定義されています。
また、添加物とひとくちに言ってもいくつか種類があります。

1つずつ見てきましょう♪

2-1. 添加物の定義

では添加物とは何か。
添加物の定義からみていきましょう。

食品衛生法で下記と定義されております。

食品の製造の過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物
⾷品衛⽣法 第4条第2項

つまり、添加物とは食品を「製造・加工をするため」または「保存するため」に食品に加えるものを言うんですね。

2-2. 添加物の種類

では添加物にはどんなものがあるのでしょうか?
日本では法律上で添加物を4種に分類してあります。

添加物の種類

指定添加物:国が安全性を確認し、使用して良いと指定した添加物 (例:ソルビン酸)
既存添加物:日本で昔から使われていて、国が使用を認めている添加物 (例:にがり)
天然香料:動植物から得られる香料 (例:バニラ香料)
一般飲食物添加物:通常は食品として用いられるが、食品添加物的な使い方をするもの (例:いちごジュース)

「昔から日本で使われていた『既存添加物』は『指定添加物』よりも安全そう」
「『天然』ってついている添加物は他のものよりも安全そう」
何となくこんなイメージを感じたかもしれません。

ただこれは間違いです。

2004年に「アカネ色素」という加工肉や清涼飲料水に使われていた添加物が
発がん性があると判明し、使用不可能になりました。

ただこの添加物、なんと禁止される2004年まで
「既存添加物」であり、「天然の添加物」として指定されていました。

つまり、「既存だから安全」とか「天然だから安全」とか
そんなことはないんですね。

(3) 食品に含まれる添加物量と健康への影響

では添加物は食品にどれほど含まれていて、
それを食べると健康への悪影響はあるのでしょうか?

私が考える結論から言うと
「食品に含まれる添加物はとても少ないため、毎日食べて問題ない」です。
※あくまで私の考えであり、一般的な事実ではございません。

日本において、使って良い添加物の量は下の2つの基準で決められています。

使って良い添加物の量を決める2つの基準

   無毒性量:1日に食べて害がでない最大の量
   ADI:1日に食べて良い許容摂取量

1つずつ見ていきますね!

3-1. 無毒性量

「無毒性量」とは、「有害な影響が見られない1日に食べて良い最大の量」をいいます。

この基準はネズミやラットを使った実験で決められています。
様々な動物を使って実験を行い、得られた個々の無毒性量の中で
最も小さい値をその物質の無毒性量としているそうです。

つまり、より安全性を高める決め方をしているのですね。
また、単位は1日当たり体重1㎏当たりの物質量になります。

3-2. ADI (許容1日摂取量)

次に「ADI(許容1日摂取量)」です。
これは、「ヒトが一生食べ続けても健康への悪影響がないと認められた一日あたりの摂取量」です。
この値は無毒性量の「1/100」とされます。

上で述べた「無毒性量」よりもさらに安全を見込んでこの数値を出しています。

3-3. 食品に含まれる量

では実際に食品に含まれている量はどのくらいなのでしょうか?
これは食品衛生法で決められています。

その量は、上で述べたADI (1日許容摂取量)よりもさらに安全を見込んで低く設定されているのです。
つまり、今までのものをまとめると下記のような計算になりますね。

添加物の量の計算方法

   無毒性量(1日食べても害がない量) ÷ 100 = ADI (1日に食べて良い安全な量) > 実施に食品に含まれる量

3-4. 結論:毎日食べても安全

ここまで見てきて、我々が毎日食べている食品に含まれる添加物の量
ごくわずかであることがわかったと思います。

スイスの医学者 パラケルススは下記と述べております。

すべての物質は毒であり、薬である。量が毒か薬かを区別する。
引用:スイス医学者 パラケルスス

カフェインだってアルコールだって皆さん摂取していますが、
過剰にとれば病気になったり依存症になったりしますよね。

添加物も同じ。量が適正ならば安全、多すぎたら毒なのです。
私としては「添加物食品は毎日食べても安全」と結論づけたいと思います。

(4) まとめ

ナイコーくん
ナイコーくん

食品に含まれる添加物の量ってこうやって決められていたんだね。
これなら毎日食べても安全なのかもね。

フクロウ先生
フクロウ先生

そうじゃな。食生活に関しては、添加物を気にするよりも栄養バランスよく
食べることを意識した方が「心身を整える」ためには良いかもしれんな。

今回は「④心身を整える」パートの添加物について見ていきました。
まとめです。

添加物は体に悪い? まとめ

   添加物とは、食品を「製造・加工する」または「保存する」ために食品に加えるもの
   食品に含まれる添加物量は、安全性を見込んだ ごくわずかの量しか含まれていない

このブログが内向型のあなたの居場所の1つになりますように。
またここでお会いしましょう!
ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました